f(n)<n なる n が存在すると仮定すると,与式において m=f(n) とすることで
0<n2−f(n)2≤f(n)2−f2(n)2
が得られるので n2,f(n)2,f2(n)2,… は狭義単調減少な整数列となるが,これはとくに正整数列であることに矛盾する.したがって f(n)≥n である.
f(n)>n なる n が存在すると仮定すると f(n)+n<f2(n)+f(n) および
(f(n)+n)(f(n)−n)≥(f2(n)+f(n))(f2(n)−f(n))
から f(n)−n>f2(n)−f(n) がわかる.これを繰り返すことで f(N)=N なる N の存在が言える.
この N から,m=N−1,n=N とすることで
(N−1)2+1≥f(N−1)2≥(N−1)2
がわかるので f(N−1)=N−1 が従い,同様に f(N+1)=N+1 がわかるので,これを繰り返すと f(n)>n なる n が存在することに矛盾し,結局 f(n)=n が必要である.これは与式を満たす.