任意の素数 p について,p で割り切れる奇妙な正整数が高々 3 つであることを示せばよい.
奇妙な正整数 A であって,合成数であるものをとり,A の最小の素因数 p をとると,A=pq なる正整数 q が存在し,
q(q+1)n(n+1)=q+1p(pq+1)=p2−q+1p(p−1)
は整数となる.q が合成数と仮定すると p の最小性より q≥p2 が成り立つので q+1p(p−1) は整数になり得ない.よって q は素数であり,素数の組 (p,q) は以下の式を全て満たす.
p+1∣q(q−1),q+1∣p(p−1),p<q
p+1=q のとき p=2,q=3 より A=6 であるがこれは奇妙な整数でなく不適である.よって p+1<q であり,特に p+1∤q である.よって p+1∣q−1 である.一方で q+1 が p の倍数でないとき q+1∣p−1 が従うが,これは p+1<q に矛盾する.よって q+1=kp なる正整数 k が存在する.従って
p+1∣q−1,q−1=kp−2=k(p+1)−(k+2)
より p+1∣k+2 であるので,k∣p−1 と合わせれば k=p−1 が従う.よって奇妙な正の合成数は p2−p−1 が素数となるような素数 p を用いて
p(p2−p−1)
と表される.また,1 および任意の素数は奇妙な整数である.以上より任意の素数 p に対して,p で割り切れる奇妙な正整数は高々 3 つなので,題意は示された.