Sb と直線 AB の接点,Sc と直線 AC の接点をそれぞれ Tb,Tc とすると Tb,Tc は直線 SbSc 上にあるので,ATb=ATc が成り立ち,A が Sb,Sc の 2 交点を通る直線上にあることが従う.よって直線 NaI と Ω の交点のうち Na でない方を X,Sb,Sc の中心をそれぞれ Ob,Oc とすれば,示すべきは ObOc⊥AX である.
Ω の外心を O,直線 AX,SbSc の交点を Y とし,線分 OSb,OSc 上の点 P,Q を四角形 OPYQ が平行四辺形となるようにとる.四角形 ASbXSc が調和四角形であることに注意すれば
OOb:OOc=ScTb:SbTc=ScA2:SbA2=ScY:SbY=OP:OQ
より ObOc∥PQ である.
また,線分 AX の中点をMとすれば
∠SbPY=∠SbOSc=2∠SbXSc=2∠SbMY
が成り立つので,PSb=PY と合わせれば PY=PM が成り立つ.同様に QY=QM なので AX⊥PQ が成り立つ.
以上より ObOc⊥AX であり,題意は示された.