問題文の条件は以下と同値である.
- n の正の約数の並べ替え b1,b2,…,bd(n)−1 と正整数からなる等差数列 a1,a2,…,ad(n)−1 が存在して以下が成立する.
gcd(ai,n)=bi(i=1,2,…,d(n)−1)
n がこの条件を満たすとする.n の素因数 p をとり.vp(n)=e とすると,n の約数であって,p の倍数であるものは 1+eed(n) 個だけある.ここで,bi が全て p の倍数であることはないので,数列 {ai} の公差は p の倍数でなく,この数列に現れる p の倍数は高々 ⌈pd(n)−1⌉ 個だけ現れる.よって数列 {bi} に現れる p の倍数の個数について以下の不等式が成り立つ.
⌈pd(n)−1⌉≥1+eed(n)−1
これをもとにすれば,n が持つ最大の素因数を考えれば,求める n は次のいずれかの形で表される.ここで p,q は素数である.
pq,12,8
- n=pq のとき
p,q>2 のとき a1=p,a2=(p+q)/2,a3=q とすればよい.
p=2 のとき a1=p,a2=2p+1,a3=3p+2 とすればよい.
- n=12 のとき
a1=6,a2=7,a3=8,a4=9,a5=10 とすればよい.
- n=8 のとき
a1=2,a2=3,a3=4 とすればよい.