p=2,3,5 のときは明らかに先手必勝である.以下,p>5 とし,mod p における 10 の位数を a とする.フェルマーの小定理より (p−1)/a は整数であることに注意せよ.以下,(p−1)/a の偶奇で場合分けをして先手の必勝法が構成できる.
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(p−1)/a が奇数のとき
a は偶数なので,10a/2≡−1(modp) であり,先手は以下の戦略を取ることで
k=0∑p−110kak=0+j∑(10jaj+10j′aj′)≡j∑(10jaj−10jaj)≡0(modp)
を実現することができる.
- 先手ははじめに i=0 に対して a0=0 を定め,後手が i=j に対して aj を定めるたびに a で割った商が j に等しく,余りが j−(a/2) のそれに等しい整数 j′ を選び,aj′=aj を定める.
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(p−1)/a が偶数のとき
(p−1)/2 は a の倍数なので 10(p−1)/2≡1(modp) であり,先手は以下の戦略を取ることで
k=0∑p−110kak=0+j∑(10jaj+10j′aj′)≡j=1∑(p−1)/29⋅10j=10(10(p−1)/2−1)≡0(modp)
を実現することができる.
- 先手ははじめに i=0 に対して a0=0 を定め,後手が i=j に対して aj を定めるたびに p で割った余りが j+(p−1)/2 のそれに等しい整数 j′ を選び,aj′=9−aj を定める.