正の整数 x が 2 で割り切れる最大の回数を v(x),x を割り切る最大の奇数を b(x) とすると,x=2v(x)⋅b(x) が成り立つ.
数列 {ai} のすべての項が整数であるとき数列 {b(ai)} は有界なので,最大値 bc がとれ,b(ak)=bc かつ ak<2m なる正整数 k がとれる.ここで k′>k かつ ak′<2m なる k′ であって,最小のものをとると,
b(ak′)=b(ak2+2m)=b(22v(an)⋅bc2+2m)≤bc
が成り立つ.よって 2v(an)=m かつ bc=1 が必要である.すなわち m は偶数であり,ak=2m/2 なる k が存在する.このとき k=1 である必要があり,実際に a1=2m/2 とすれば数列 {ai} のすべての項は整数である.
以上より,m が奇数のとき条件を満たす a1 は存在せず,m が偶数のとき条件を満たす a1 は a1=2m/2 のみである.